海原優騎の日記とか

日記とか思いとか散文とか

ぷらーんカンガルー

僕 「首吊りが似合う動物を考えたの」
ぼく「面妖なことを考えているね」
僕 「カンガルーだと思う」
ぼく「ほー」
僕 「間違いなく」
ぼく「その心は?」
僕 「生と死が一度に見れる」
ぼく「そうなの?」
僕 「ビジュアルを想像してみて」
ぼく「ビジュアル?」
僕 「試したんだ」
ぼく「すごいね」
僕 「ぬいぐるみでですが」
ぼく「安心したよ」
僕 「吊ったのよ」
ぼく「吊ったのね」
僕 「そしたらさ」
ぼく「うん」
僕 「親子のぬいぐるみだったからさ」
ぼく「うん」
僕 「親の方の首に縄を掛けるじゃん」
ぼく「うん」
僕 「吊るじゃん」
ぼく「うん」
僕 「親は死ぬじゃん」
ぼく「うん」
僕 「子供は生きてるじゃん」
ぼく「うん」
僕 「生と死の混在」
ぼく「おー」
僕 「深いよね?」
ぼく「不快かな」
僕 「そうなっちゃいますか」
ぼく「そうなっちゃうね」
僕 「君はなんだと思う」
ぼく「何が?」
僕 「動物」
ぼく「?」
僕 「首吊りが似合う動物」
ぼく「あー」
僕 「なにだと思う?」

ぼく「コアラ」

僕 「わかる」

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