海原優騎の日記とか

日記とか思いとか散文とか

机羊

うちの机は羊です。
もちろん生きた羊です。

背中の毛は刈られています。
だってモコモコしていたら羊としては可愛いけれども机としたら不良品ですから。

うちで使う紙は和紙がほとんどです。
書き損じた紙は羊の餌になるのです。
和紙に食紅を使って物書きをするのがハウスルールです。
たまに和紙や食紅が家にないとき間に合わせで適当なルーズリーフやボールペンを使うときがあります。
そしてその書き損じを羊に与えると羊はなんとも言えない顔をします。

人よりも羊は表情が豊かです。

なぜ羊を机にしようと思ったか不思議かもしれませんね。
漢字を見れば一目瞭然です。

机の『几』の部分が『羊』に似ているからです。

几 羊

そっくりです。

ちなみに椅子は山羊です。
理由は高さがちょうどいいから。