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絶倫サイコパス 即興する機械

劇団しおむすびにていただいているキャッチコピーです。基本的に「心がない」「感情がない」「気持ちがない」と思われているようです。ぼくも同感です。


僕は感情表現が苦手です。

「心がない」
「感情がない」
「気持ちがない」

これらは少し言い過ぎですが

「心ここにあらず」
「感情の起伏が少ない」
「気持ちがない様に見える」

ぐらいの人間でした。


それでも、今までは何かを表現する活動をしていなかったので問題ありませんでしたし、この状態に気付きもしませんでした。あと、何だかんだで表層に感情が出ないのは便利でした。


ただ、インプロをやるようになって、
『なるほど、この性質はまあまあ人とずれているんだな』
ということがわかりました。

劇団しおむすびに入った頃、ちょうど稽古で役者のトレーニングをよくやっており、「心が動いたことに気づく」的な所に焦点をあてた内容だったため、まざまざと心が動かないことがわかりました。

ざっくり言うと心が不感症気味でした。

今は前よりも感情があります。
ここ半年は日々の生活で心がよく動くようになりました。

緊張するし。
イライラするし。
悲しみに暮れるし。
唐突に寂しくなるし。

生きづらくなりました❗

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SHOT NOTE 買った❗

学生時代、数学の問題解説が載っているサイトにお世話になったので、僕もここでやりたいなーと。

まだ、テスト段階です!
字が読みづらい、薄い、不十分、など揚げてみないと分からないのでとりあえずアップ!

あと、SHOT NOTEって便利ですねー(^-^)/


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哲学甲虫

哲学甲虫は考える。
兜虫とは何をもって兜虫になりうるのか。
角か強さかその他か?
その場合メスはどうなる。

哲学甲虫は考える。
ムカデは何をもってムカデになりうるか。
名のままに百本の足を持っているかどうかでなりうるか?
実際にはほとんどのムカデは百本も足はない。

哲学甲虫は考える。
夏は何をもって夏になりうるか。
6月7月8月9月ならば夏か?
北半球と南半球だと真反対。

哲学甲虫は考える。
哲学甲虫は何をもって哲学甲虫となりうるか。
哲学している甲虫のことか、哲学上の甲虫のことか、それともただただ哲学甲虫か。

木の蜜を吸いながらそんなことを考えるカナブンなのでした。

透明猫

1週間前から透明猫のコロを飼うことになった。

 

最近、空っぽの家に帰るのが寂しいのである。そのため、猫を飼う必要がある。そう思い至った。

私は小さい頃、それこそ小学生ぐらいの頃に猫を飼っていた。老描のコロを飼っていた。
その頃は両親が仕事で帰って来なくてもまったく寂しくなかった。コロがいたから。

そんな過去の思い出が寂しさの処方箋として猫を飼うことを薦めたのであろう。

 

コロと名付けた透明猫はとても人懐っこい。はじめて家に来たときから、まるで十年来の友人のように接してくれる。

出かけるときは玄関まで来て見送ってくれるし、帰ってくると玄関で待ち構えてくれる。

本を読んでいたり、料理をしていたり、洗濯をしていたり、私が何かしているとじーっとこちらを見てくれる。

 

寂しくない。

 

コロが家に来てから寂しく思うことがなくなった。家が空っぽじゃないから。

最近は家に帰る途中に近くのコンビニで猫缶を買っていく。だから、買い物の袋が缶詰で一個分いつもより重い。

 

幸せの重さ。

 

鍵を開ける。
扉を押す。
コロがいる。
寂しくない。
家に入る。
缶詰をしまうために戸棚を開ける。

 

今日でコロが来てから8日目。

 

そこには7個の猫缶がある。

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紡がれそうな物語

「ラブレターの読み飛ばした一文を見つけたのは明朝5時のことだった」

「ヘッドフォンのコードは世界の心臓に繋がっている」

「鳩時計の鳩は何匹必要ですか、と彼女は尋ねた」

「職人は優しく電球の汗を拭いている」

「恐る恐る後ろを見るとサウナはまだそこに存在した」



何かが起きそうな物語の冒頭たち。

机羊

うちの机は羊です。
もちろん生きた羊です。

背中の毛は刈られています。
だってモコモコしていたら羊としては可愛いけれども机としたら不良品ですから。

うちで使う紙は和紙がほとんどです。
書き損じた紙は羊の餌になるのです。
和紙に食紅を使って物書きをするのがハウスルールです。
たまに和紙や食紅が家にないとき間に合わせで適当なルーズリーフやボールペンを使うときがあります。
そしてその書き損じを羊に与えると羊はなんとも言えない顔をします。

人よりも羊は表情が豊かです。

なぜ羊を机にしようと思ったか不思議かもしれませんね。
漢字を見れば一目瞭然です。

机の『几』の部分が『羊』に似ているからです。

几 羊

そっくりです。

ちなみに椅子は山羊です。
理由は高さがちょうどいいから。

右四間飛車が好き

僕は将棋が好きでよく指します。小さい頃から父や祖父と戦っていました。
今は『将棋ウォーズ』という場所で遊ばしてもらっています。

さて、将棋には数々の戦法があるのですが、その中でもとりわけ右四間飛車が大好きです。

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ね、わくわくするでしょ?

あと、端玉銀冠も大好きです。

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ね、わくわくするでしょ?